人気ブログランキング | 話題のタグを見る

見えない世界とふつうの日々


あっちとこっちとその両方。
by 蓮子(Renko)

『宿無し弘文』読んでみて



前から気になっていた本、
『宿無し弘文 スティーブ・ジョブズの禅僧』
を読んだ。

魅力的なタイトルと写真の装丁。
わくわくできる本に出会えるのはうれしい。
高まる期待を裏切られない、たいへんな密度のある内容だった。

とても面白いので、内容については読んでもらうとして、
少し脇道にそれた話。

ジョブズが師と仰いだ禅僧である弘文には、
予知能力があったと複数の人が証言しているが、

仏教系の本を読んでいると、修行を重ねるにつれ、
超能力のようなものが開発されることについての
言及にしばしば出くわす。

修行によって超能力的なものが出てくるが、
その力に惑わされてはいけない、
というようなニュアンスで。

批判したいわけではないが、
ひるがえって思い起こされるのは、
スピリチュアル業界にあふれている
魔法のごときフレーズ、

「思うがままの人生になる」
「理想の人生を手に入れる」

そのこと自体は真実だとしても、
「思うがまま」
「理想の人生」
この中身について、本当によくよく検証してみると、
かなり話は奥深くなってくるように思われる。

自分がこの人生において本当に望んでいるものは何か?
についての明確な答えは、私にはまだない。

極論だが、
たとえばある種の能力によって、
未来を知ったり現実を変えたりできたとして、
自分の望むものが明確でなかった場合、
そのことに何の意味があるだろうか。

それよりも自分の心を見つめるほうが先というのは、
説教くさい話ではなく、合理的に考えて、
道理にかなった話ではないか。

スピリチュアルに娯楽以上のものを求めるなら、
誰しもそろそろ、
そんな問いを自問自答し始めるタイミングに
あるのではないかと思う。


『宿無し弘文』をおすすめしたい理由でもある。

『宿無し弘文』読んでみて_d0359804_03482574.jpg





# by homibetoo | 2021-01-26 03:53

アカシックレコードの読み方

アカシックリーディング私見

アカシックレコードとそのリーディングについての考えを。

  *  *  *

アカシックの情報は、誰にでも読むことができます。
なぜなら、私たち自身がアカシックレコードの一部、
常にアカシャとつながっている存在だから。
そのつながりに意識を向けさえすれば、
情報を読むことができるのは当然のこと。

誰しも、未来のことや誰か・何かの状態について、
「あの人はどうしているかな」とか、
「このことは、これからどうなっていくのだろう」と
想像することがあると思います。

そのときに、自分にとってこうあってほしいといった
都合の良い想像、
逆に、こうだったらどうしようという
不安からくる想像とは別に、

「きっとこうなのだろうな」

と、確信を伴って浮かんでくるイメージなり感覚
というものがあると思うのです。

あるいは、脈絡もなくふと頭に浮かんだことが
その通りであったなど、
いわゆる「虫の知らせ」の経験は誰しもあることだと思います。

そういった、ふっと鏡のように静まった意識状態の上に
瞬時に現れるのが、アカシックレコードの情報と
言えると思います。

それを読むことを邪魔しているものとは、
「鏡のように静まっていない、波立った意識状態」

つまり、こうであったらいいな、こうでなければならない、
こうなったらどうしよう、といった、
価値判断やコントロールです。

アカシックリーダーとは、そういうった
意識の鏡を曇らせるものを、リーディングの間、
脇に置いておく訓練をした人たちのこと。

そしてまた、得た情報を価値判断なく相手に伝える
訓練をした人たちのこと。

さらに、瞬間的に現れる情報を逃さない
集中の訓練をした人たちのことです。

価値判断なく読み、価値判断なく伝えることで、
その情報が相手にとって真に役立つものになる。
アカシックリーダーの役割とは、
そういったものだと思います。

自分がしている人生という旅の内容を、
・知っておいたほうがより楽しめるという人
・知らない方が面白いという人

アカシックリーディングに対しては
人によっていろいろな捉え方があると思います。

私自身は、人生の悩みや迷いがあるときに、
本質的解決にダイレクトに至る方法として、

また、自分の望む現実をつくりだす
(あるいは、自分の望みと現実との一致点を定める)
ためのツールとして、
アカシックレコード・リーディングを捉えています。

さてさて、そのやり方ですが、
興味があれば、自分で読んでみることも
当然ながら誰にでもできます。

実際にやってみると「なんだ、こんなこと?」
と拍子抜けするかもしれません。

準備はいいでしょうか?
では、いきましょう。

①質問する
②質問の答えを感じとる
③それを現実にフィードバックする

①〜③を繰り返す。

答えに、希望的・悲観的など、バイアスがかかっていれば、
自分で違和感として感じられると思います。
よくわからない場合でも、
フィードバックした現実で起こってくることによって、
その答えがどのくらい正確であったかがわかるはず。

その繰り返しによって、
リーディングの精度が上がっていくと思います。

③のフィードバックは、
②の答えを現実の中で確認する作業ではなく、
その答えをもとにして、では、どんな現実をつくりたいか?
を実践していくことです。

そうすることで、アカシックリーディングは、
確定した未来を知るためのものではなく、
これからの現実・人生を、よりよく満足するものに
導くための強力なツールになり得ると思います。



  *  *  *



雑感。

よく知らないのでアバウトな書き方になりますが、

地球が次元上昇する波に乗って
ラクラク生きられるようになる人と、
波に乗り遅れて苦しい人生を歩むことになる人との
二極化が進む、とか、世間では言われているらしい。

「自分は波に乗れたからよかった」
そんな考えって、どう?

「自分はこっち」「他の人はあっち」と
分ける考え方こそが、
分離の時代のまんまの考え方じゃない?
そう思っているのは私だけじゃないはず。

外の情報や誰かが言っていることに
自分を預けるのじゃなくて、
自分で考え、自分で知ろう。


アカシックレコードの読み方_d0359804_17162253.jpg

新月によせて







# by homibetoo | 2021-01-13 17:27

秋分のお祈り(少しだけあの世の話)



暑い暑いと言っている間に、秋分。
いつのまにか日が落ちるのも早くなり、
朝晩はすっかり涼しくなりました。

陰陽のバランスが入れ替わるタイミングに、
あの世とこの世の境目が薄くなるお彼岸。

この節目に、
切り替えと調整を意識的にやっておくことで、
今後の流れをスムーズにしておきたいところ。


個人的には、
お彼岸だからというつもりではなかったけれど
ある方の仲介で、偶然にも、
亡くなった友人とコンタクトをとることになった。

後悔があったようで、亡くなってから数年、
この世にとどまり、静かにたたずんでいた彼女。

ほんの短い接触だったけれど、
納得するところがあったらしく、
すっと光の方へ進んでいったとのこと。

「ありがとう」という言葉を残して。

何年もこの世にとどまっていた割には
あまりにあっさりとした去り際に、
仲介してくださった方も驚いていたけれど、
確かにそんな人だった。

後になってふと思ったのは、
もしかして、私にありがとうと伝える機会を
彼女はずっと待っていたのではないかということ。

そう。そんな義理堅い人だった。

彼女が光の方へ進んでいったように、
私も前に進んでいこうと思えた。

お互い励まし合って進んでいくことは
生きていた時と何も変わらない友達。
すごく優しいのに、なんだかそっけないところも。

そんなこともあって、
この秋分の儀式として、
祈りの瞑想を久しぶりにしてみたいと思った。

祈りは鎮魂にもつながると思うから。



よいお彼岸を。

秋分のお祈り(少しだけあの世の話)_d0359804_23091689.jpg





# by homibetoo | 2020-09-22 23:51

ヒーリング





ヒーリングエネルギーを置いておきます。

タイミングの良い出会いでしたら、どうぞお受け取りください。




ヒーリング_d0359804_13094398.jpg




2021.1.26エネルギー調整


# by homibetoo | 2020-06-09 13:13

陰の美



少し時間ができたので、思い立って
氏神さまへお参りに。

雨の日に来るのは久し振り。

晴れの日も気持ちいいけど、
しっとり濡れた紫陽花の参道も
風情があって心が落ち着くな~。


陰の美_d0359804_15133061.jpg


感謝を捧げてから、
メッセージを受け取ろうと
耳を澄ませてみると、

プライドを落とすこと
陰の価値を受け入れること

ざざざーっという風とともに
そんな感じがやってきた。

そういえばずっと、無意識に
華やかで人を惹きつける
陽の魅力に憧れてきた気がする。

そんなふうにならなくちゃと、
そうでない自分を責めてみたり。

私ってネガティブなのかな、と
否定的になってしまったり。

でも本当は、今日みたいな
陰の深さにしっくりきてる自分がいる。

このところ、少ししょんぼりしていた心に、
しとしと雨と
しっとり紫陽花が
静かに寄り添ってくれて、

陰な自分を受け入れて、
紫陽花みたいになれたらいいなと思えた。




# by homibetoo | 2018-06-11 14:29